車に装備されているサンバイザー。これが垂れてきたのは人生初めてだ。NCロードスターでは結構あるあるな事らしい。今回は、助手席のサンバイザーを交換したので、交換方法を解説する。
目次
サンバイザーを交換しようと決意した経緯
元々マジックテープで止められていた

私のNCロードスターの助手席側サンバイザーは、納車したときからマジックテープで止められていた。納車したときは、マジックテープがしっかりと役目を果たしていたので、サンバイザーが垂れ下がってくることはなかった。
マジックテープが弱まり、常にサンバイザーが下がった状態に
納車して2カ月経ったくらいからマジックテープの威力が弱まり、サンバイザーが下がってくるようになった。しかも、珍しく助手席に人が乗っているときにその現象は始まった。タイミングが悪すぎる。
必要な工具
サンバイザーを交換するにあたって、フロントトリムとAピラーを外す必要がある。Aピラーは爪で引っかかっているだけなので簡単に外すことができるが、フロントトリムを外すには、トルクスドライバーが必要となる。よって以下のものがあれば、バイザーを交換することができる。
- トルクス T40
- トルクス T30
- プラスドライバー
一応、おすすめの商品リンクを貼っておくがこれである必要はない。
バイザーの品番

バイザーの品番は、「N121-69-320C 02」となっている。商品を自分で買う場合は、間違えないように気を付けてほしい。不安な方は、ディーラーなどで部品のみ注文することをおすすめする。
バイザー交換の手順
ルーフを開ける

フロントトリムを外すためには、ルーフを開けておく必要がある。トルクスネジを外してからルーフを開けるのは困難なので、まず初めに開けておくことをおすすめする。というか、ロードスターの室内で作業する場合、ルーフを開けておいたほが作業しやすい。
Aピラーを外す

フロントトリムを外すためには、まずAピラーを外す必要がある。Aピラーは爪で引っかかっているだけなので、指を入れ込んで引っ張れば取り外すことができる。このとき爪をおらないように気を付けてほしい。パワーで外そうとしたら爪が折れるので注意が必要。
フロントトリムを外す

フロントトリムを外すには、まずトルクスネジを6本外す。助手席側に3本、運転席側に3本ある。トルクスネジは外側の2本がT40、内側の1本はT30となっている。トルクスネジを外したら、室内灯のカプラーに気を付けながらクリップを外して、フロントトリムを取り外す。
バイザーを取り外す

バイザーはプラスネジと棒で固定されている。そのため、ネジを外して棒を抜けばバイザーを取り外すことができる。
バイザーを取り付ける

バイザーを取り外したら、新品を取り付ける。今回はいつも行きつけの車屋さんで部品のみ注文した。取り付けるときは、まずバイザーをフロントトリムにはめこんで、棒を入れる。最後にプラスネジで締め付けたら完成。あとは、取り外しと逆の手順で戻していく。
サンバイザーが勝手に下がってきた原因
調節する部分の割れ

サンバイザーが下がってきた原因は、調節する部分が割れてしまったからだった。NCロードスターでは結構あるあるらしい。まあ、日光が当たる箇所なので、劣化して割れるのは仕方ない。
実は運転席も…
今回は助手席のみのバイザーを交換したが、実は運転席側も少し緩んできてる。これが垂れさがってくるようになるのは、もう時間の問題だろう。トリムとピラーを外して交換するのは結構手間なので、どうせならまとめて交換すれば良かったと記事を書きながら後悔している。
【DIY難易度中級】工具があれば多くの人ができそうな内容
今回はNCロードスターのバイザー交換を行った。改めておさらいをすると、必要な工具は3点。T30,40のトルクスとプラスドライバー。この3点があれば誰でも行うことができる。ただ、ピラーやトリムを外すときに爪を折らないように注意してほしい。特に、夏場などは折れやすいので気を付けて作業を行ってほしい。
おすすめ工具
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