洗車したのに車がざらざらしているという経験はないだろうか?それは鉄粉が原因だ。除去するためには、専用の道具を使わなければならない。今回は、鉄粉除去のメリット、デメリットとともに、除去方法と失敗談をお伝えする。
鉄粉の原因
そもそも鉄粉が車に付着する原因には何があるのだろうか。調べるとこのような原因が書かれている。
ポイント
空気中に舞う非常に細かい鉄粉が車に付着します。主に工場周辺や、鉄道沿線は鉄粉が舞いやすく、車に付着しやすくなります。鉄粉は、ボディ全体に付着しますが、主に、車のボンネットやルーフなど上に面している部分に多く付着します。
引用"https://www.yes-coating.jp/column/iron-powder"
つまり、鉄粉から車を守るのはほぼ不可能ということになる。
メリット
まず鉄粉が車に付いたままだとどういうことが、起きるのかということを話していく。鉄粉を放置するとボディ塗装面の劣化を早めてしまいます。また、汚れがひっかかりやすくなりボディ汚れの原因にもなる。そして、最も怖いのは鉄粉が酸化し、錆が塗装に入り込んでしまうこと。
鉄粉除去は、車をキレイに長く乗るために、ほぼ必須の作業だといえる。
デメリット
塗装の劣化や、錆から守るために鉄粉除去をしろといった。たしかに、鉄粉除去自体はいいことで、必ずしてほしい。しかし、その作業で逆に塗装を痛めてしまう可能性もある。ここからは各作業ごとに、塗装を痛めてしまう例を挙げていく。
スプレー式
おそらく最もポピュラーなやり方だろう。スプレー式の場合、鉄粉除去剤を車にふきかけることになる。もし、長時間放置した場合、塗装にダメージを与えてしまう可能性がある。また、炎天下での作業も注意が必要だ。乾いてしまうと、かなりのダメージ量となる。
粘土を使う
昔からあるのが粘土を使う方法。これはほとんどの人が分かると思うが、100%傷を入れてしまう。粘土でこするのだから当たり前だ。最近は潤滑剤などを使って作業をしている人がいるが、傷が入らないということはないだろう。粘土を使いたいなら、研磨の作業も必然ということになる。
鉄粉除去はやったほうが良い
デメリットとして、作業工程でのリスクがあげられる。しかし、車がさびていくほうが問題だ。なので、できる限り鉄粉除去は行った方が良い。頻度は保管状態によって異なるが、半年に一度するくらいがベストだろう。おすすめの鉄粉除去剤を3つ教える。