トヨタの新しいGR「GRカローラ」が、発表された。GRヤリスと共通点の多い車となっている。ただこの車にしかない魅力も多々ある。今回は海外のレビュー動画を参考に、GRカローラを細かく見ていく。
外装
フロント、ドア、ルーフ
GRカローラの見た目はGRヤリスと似ている部分も多い。真ん中の大きなグリルとサイドのインテークは共通している部分だ。カローラ独自のシャープなヘッドライトが特徴的となっている。また、ボンネットのダクトも特徴的だ。ボンネットと、フロントドアはアルミ製。ルーフはカーボン。ヤリスのラッピングカーボンとは違い、本物のカーボンとなっている。
サイドスカート
カローラに付いているエアロは、ヤリスよりもいかつい感じ。サイドスカートには、大きくGR-FOURのロゴが入っている。
リア
リアには大きなウィング。このウィングが、GRカローラのいかつい感じを出している。マフラーは3本出しとなっている。シビックのタイプRと同じだ。マツダのフェイクとは違って、本物というところが最高だ。
タイヤ
18インチの軽量アルミホイールを標準装備。ブレーキは前に、360mmディスクを搭載。後ろは297mmのディスクとなっている。
内装
GRカローラの内装は、ほぼ普通のハイブリッドと同じ。もちろん少しは違いがある。ステッチ入りのシートには、GRのロゴが入っている。ステアリングにもGRのロゴ入りだ。メーターは12インチのフル液晶に変更されている。8インチのモニターは、アップルカープレイとアンドロイドオートに対応した。そして、サイドブレーキも付いた。
GRカローラはマニュアルギアが標準装備。オートマは用意されていない。GRヤリスと同じくショートストロークの6速。ペダルの位置はヤリスと同じだ。
性能面
GRカローラは1.6Lの3気筒ターボエンジンとなっている。もちろんパワーは、ハイブリッド以上だ。GRヤリスは261馬力だったが、GRカローラは300馬力。普通のカローラと比べると100馬力以上パワーアップしている。エンジンはパワーがありながら、音は静かめなほう。性能面では、ヤリスより優れているように思われる。だが、速さに大差はないそうだ。パワーはあるものの、重量面でヤリスに負けてしまう。ヤリスとの差は200kgもある。
注目点
一番注目したい点は、4WDシステムのGR-FOURだ。構造はほぼGRヤリスと同じ。ドライブモードによって、前後の駆動配分が変わる。3つのモードが用意されているらしい。
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