ボディを触ったときのツルツル感。洗車好きなら誰もが求めるものだろう。そんな手触りに全振りした商品が、ながら洗車から登場した。それがシルクメントだ。今回は、私が一番好きなながら洗車の商品である阿修羅と比較しながら、シルクメントの実力を見ていく。
成分

まずパッケージ。これまでのながら洗車ではあまり見なかった黄土色が使われている。棚に並べても一発で分かる。
主な成分は以下の通りだ。
- イソプロピルアルコール
- シリコーン
- 界面活性剤
- カルナバワックス
表示には「カルナバワックス」と書いてあるから、カルナバが入っているという認識で良いのだろう。滑りに特化と言いつつ、艶にも手を抜いていない構成だ。
施工方法
砂や埃を洗い流す

まずは、ボディについている砂や埃を洗い流す。基本中の基本。汚れの上から塗ってしまうと、汚れとコーティングのミルフィーユが完成するので注意してほしい。
濡らして固く絞ったクロスで塗布

濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスで、シルクメントを塗り広げる。ロードスターのボンネット半分なら4プッシュくらいがちょうど良かった。車の大きさに合わせて調整してほしい。
拭き上げて10〜20分は濡らさない

最後に、乾いたマイクロファイバークロスでしっかり拭き上げる。施工後10〜20分は水に濡らさないようにとのこと。
今回の施工条件

施工前のボンネットは疎水状態。水をかけても玉にならず、ダラッと流れていく。
ボンネットをマスキングテープで区切り、右側にシルクメント、左側に阿修羅を施工した。条件を合わせるために、阿修羅もクロスを濡らして固く絞り、同じく4プッシュで塗っている。
施工してみて
伸びが良すぎる

塗り始めた瞬間に思わず「すごい」と声が出た。液剤の伸びがむちゃくちゃ良い。しかも、塗っている最中からクロスがスルスル滑っていく。普通の簡易コーティングは拭き上げてから滑りを感じるものだが、シルクメントは施工中からもう別物だ。
拭き上げは丁寧に

ただし、ひとつ注意点がある。シルクメントはボディにスッと馴染むタイプではなく、液剤が塗装面にしっかり残るタイプだ。拭き上げを雑にするとムラになる。ここだけは丁寧にやってほしい。
タオルが飛んでいった

拭き上げた後のボディはとにかくツルツル。あまりにツルツルなので「これ、タオル投げたら飛んでいくんじゃないか」と思い、軽く投げてみた。結果、本当に飛んでいった。
本当に軽く投げただけだ。それでもタオルは止まらずに滑っていく。正直、クロスが飛ぶなんて半信半疑だった。目の前で起きたら信じるしかない。滑りに特化という看板に偽りはなかった。
阿修羅と比較
比較相手の阿修羅は、ワックスのような艶とバチバチの撥水が出せるコーティング剤だ。ながら洗車の商品で何が一番おすすめかと聞かれたら、私は迷わず阿修羅と答える。それくらい好きな商品だ。
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両方20分乾燥させた後、マスキングテープを剥がして比較した。
艶

どちらもものすごく良い艶だ。ヌルテカという言葉がぴったり。正直、パッと見では差が分からない。大好きな阿修羅に並ぶ艶を出せるというのは素晴らしい。
手触り

どちらもツルツルだが、触り比べると差が出る。シルクメントを100とすれば、阿修羅は80くらい。若干ではあるが、手のひらではっきり分かる差だ。阿修羅を施工しているときも、シルクメントほどクロスが滑っていかなかった。
撥水

阿修羅は相変わらずのバチバチ撥水。水玉が勢いよく流れていって、見ていて気持ちが良い。さすがである。
シルクメントは滑りに特化しているため、撥水はそこまで強いわけではない。と言いつつ、それでもかなりの強撥水だ。日常使いならこれくらいで十分だろう。
水切れ

シャワーで水をかけてみると、シルクメントの方が水残りが少ない気がした。滑りが良いおかげだろうか。とはいえ、どちらも水はけはすごい。
施工性

阿修羅は塗り伸ばしにくいほどではないが、液剤が少し重たい。拭き取りもしっかりやらないとムラになる。施工は少しやりづらい。その分、綺麗な艶と撥水が出せるのだけど。
シルクメントも拭き上げは丁寧にやる必要があるが、伸びの良さで施工はかなり楽。阿修羅より施工しやすいので、これはリピートしてしまうかもしれない。
手触りを求めるならシルクメント一択
今回は、ながら洗車さんのシルクメントを紹介した。滑りに特化した商品ということで、施工中の滑り具合はむちゃくちゃすごかった。なにせタオルが飛んでいったのだから。
撥水性能は、ながら洗車さんの商品の中では控えめな方だと思う。それでも阿修羅と比べて申し分ないレベルで、非常に扱いやすい。その分、滑り性能はずば抜けている。ボディの手触りを求めている人には、自信を持っておすすめできる商品だ。
バチバチの撥水が欲しいなら阿修羅、ツルツルの手触りが欲しいならシルクメント。自分が洗車で一番うれしい瞬間はどっちか、で選んでほしい。
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