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【TicWatch Pro 3 Ultra】 6カ月レビュー!ウォッチ自体は最強

昨年Wear OS 搭載で登場したTicWatch Pro 3 Ultra。スマートウォッチ界では3万円を超えれば高級品となる。高いものなだけに、たくさんのレビューを見てきた人も多いだろう。今回は6カ月使ってみて、思ったことを正直に伝えていく。

Wear OSの最強品

wear os

まず使っていて動作がカクツクことはない。なぜなら最新のスナップドラゴン4100を搭載しているからだ。どの画面でもサクサク動く。こんなに不満のないスマートウォッチがあったのかと驚く。まあ最近のスマートウォッチでカクツクものは少ないけどね。独自OSでもストレスなく動くものが多い気がする。

バッテリーは実質1.5日

TicWatch Pro 3 Ultraバッテリー

公式によるとバッテリーは最大72時間と書かれてある。しかし、自分が使った場合は1.5日が限界だった。ちなみにセンサー類はすべてオンで、毎日ワークアウトを30分していた。まあ某リンゴ社の時計よりはいいかなって感じ。Wear OSを積んでるにしては優秀なバッテリーもちかもしれない。

バンドの付け心地が抜群

TicWatch Pro 3 Ultraバンド

バンドの素材はフルオロエラストマーとなっている。某リンゴ社と同じ素材だ。これがとてつもなく付け心地が良い。運動中でもつけていられる。前使っていたXiaomi mi watchとは比べ物にならないくらい素晴らしい。この最高の付け心地は1度体験してみてほしい。

睡眠トラッキングがいまいち

TicWatch Pro 3 Ultra睡眠

TicWatch Pro 3 Ultraは睡眠の深さ、浅さ、覚醒の時間を計測してくれる。それに加えて睡眠中の血中酸素飽和濃度も計測してくれる。機能をこうしてみると素晴らしく見える。しかし私が使った限りトラッキングの適当さを感じた。ありえないくらいの睡眠の深さの時間。寝ているうちのほとんどが深い眠りなわけがない。そのため睡眠計測に関しては、Sleep cycleというアプリを使っていた。睡眠トラッキングは好きな機能の一つだからかなりがっかりだ。

アプリの完成度が低い

TicWatch Pro 3 Ultra心拍数

個人的に感じたのはアプリの作りこみが弱いということ。そもそも同期が上手くいかないことが多すぎる。特に睡眠トラッキングが上手く同期されなかったことが多かった。稀に1日遅れで同期されることもあった。
同期が上手くいかない地点で少しむかつくんだけど、さらにアプリ自体が使いにくいというのが腹立つ。大まかな時間での数値は見れるが、細かい時間で見ることは不可能。さらに問題のあった心拍数(異常な心拍数)も何時に起こったのか見ることができない。まさかこの時計をアプリで批判することになるとは思わなかった。

まとめ

TicWatch Pro 3 Ultraメニュー

良い点、悪い点を簡単にまとめると以下の通りになる。

良い点

・動作がサクサクで不満に感じるときはない
・Wear OSの中では電池が持つ
・バンドの付け心地が良い

悪い点

・睡眠トラッキングが怪しい
・アプリが使いにくい&同期されないときが多い

もしりんごユーザーでこれを買うという人がいれば全力で止める。3万払うなら静かにりんごウォッチをおすすめする。Androidユーザーにはおすすめの時計となっている。まだWear OSを使ったことがない人や、Wear OSの電池持ちに不満がある人は買ってみるのもありだろう。

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