どうしても白ボケてしまう樹脂部分。この樹脂が白っぽくなっているだけで、車全体が古く見えてしまう。そして、白ボケを改善するためにコート剤を塗る人も多いはず。しかし、コート剤を重ね塗って誤魔化していては根本的な解決にならない。今回は、クリーナーであるフェニックスBASEを使って白ボケた樹脂を黒くしていく。
樹脂が白くなる理由
紫外線による劣化

樹脂が白くなってしまう最大の理由として、紫外線があげられる。太陽光を長時間あびることで、表面にひびが入ってしまい、そこに光が乱反射することで白く見えてしまう。これに関しては避けようがない。紫外線による劣化を防ぐためには、コーティングをするか、室内で保管するかの2択だろう。
水垢

もう1つの原因として、水垢があげられる。洗車後の拭き取りが甘かったりすることで、水垢が発生してしまう。そして、その水垢が蓄積した結果、白くなってしまう。これが原因なら、スケール除去剤を使うことで樹脂の白ボケを改善することができる。
フェニックスBASEの特徴
ノーコンパウンド

フェニックスBASEの成分は、ミネラルスピリット、シリコーン、レジン、カルナバロウ。つまり、油分除去を行いつつ、軽いコーティングをしてくれる商品と言える。
BASEとの違い

ながら洗車さんのBASEとの違いは微粒子コンパウンドが配合されているかだ。フェニックスBASEはコンパウンド未配合なので、樹脂を綺麗にするなら、BASEよりもフェニックスBASEのほうが向いているだろう。
施工手順
今回は、マスキングテープで区切って画面左側にフェニックスBASEを施工していく。
塗布

まずは、GANBASSさんの使い捨てクロスを濡らして硬く絞る。そこに、フェニックスBASEを適量付ける。そして、優しく塗り広げる。
拭き取り

フェニックスBASEを塗り広げたら、別の濡らして硬く絞ったクロスで拭き上げる。軽い力で簡単に拭き取ることができる。そのため、ムラになることはない。
施工結果
施工した左側と未施工の右側を比べる。
艶が出た

施工した箇所と未施工の箇所を比べると、白ボケが改善されていることが分かる。黒さが復活したため、車全体が引き締まった。たった1分ほど、フェニックスBASEで撫でるだけでここまで艶が出る。
コート剤とは違う

これまで未塗装樹脂の白ボケには、樹脂復活剤とうたっている、コーティング剤などを塗ってごまかしてきた人も多いだろう。しかし、フェニックスBASEはコーティングというよりもクリーナー。そのため、コート剤とは違って根本的な解決ができている。
白ボケ樹脂で困っているなら買う価値あり!
今回は、ながら洗車さんとBUDDICAさんの共同開発である、フェニックスBASEを使って白ボケした樹脂を綺麗にした。クリーナーでありながら、ここまで綺麗にできるのはすごい商品だと感じた。そして、施工しやすくムラになるリスクも少ないので、手軽に作業できる。
ながら洗車さんからは、樹脂のコーティング剤である、ブラックレジンが販売されているので、仕上げに施工するとより綺麗な樹脂に仕上がるだろう。
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