ガジェット 生活

【Galaxy Z flip5 1カ月レビュー】最大の特徴が最大の欠点。ガラケーが廃れた理由が分かった。

9月1日に日本で発売された、Galaxy Z flip 5。ガジェオタの筆者は飛びついた。最近のスマホは進化がほぼないと言える。そんな中でGalaxyのflipはずっと気になっていた。Flip5からカバーディスプレイが大きくなったということで購入した。今回は1カ月使って思ったことを正直に述べていく。

スペック

スマホ好きならみんな知っていると思うから書く必要はないと思うが、一応確認のためにスペックを書いておく

SoCSnapdragon 8 gen 2 for Galaxy
メインディスプレイ6.7インチ(120Hz)
カバーディスプレイ3.4インチ(60Hz)
バッテリー3700mAh
アウトカメラ広角12MP、超広角12MP
インカメラ10MP

折りたたみのメリット

人との会話のネタになる

まずこのスマホを持っているだけで人との会話が弾む。友達から「ゲームボーイアドバンスSPじゃん」と言われた。世の中がiPhoneであふれている中、このスマホを使っていれば注目されること間違いなし。

ポケットに収まりやすい

Galaxy S22 Ultraはでかすぎてポケットに入れるのが大変だった。しかし、Z Flipなら簡単に入れることが可能。ただ、折りたたむことで分厚くなるのでポケットが膨らむ。絶妙にダサい状態となる。

外カメを内カメとして使える

折りたためる最大のメリットが、外カメを使って自撮りが行えること。ただ、この機能を使う人はそこまで多くない気がする。実際、私も使ったことがない。友達が少ない筆者は使う場面がない。

カバーディスプレイで何でもできる(一応)

今回から大きくなったカバーディスプレイ。Good Lockというアプリを使えばすべてのアプリが、カバーディスプレイで使えるようになる。ただ、Good Lockは日本でリリースされていないので、VPNを使わないとインストールすることができない。

動作は最高峰

Galaxy Z Flip5はSnapdragon 8 gen 2 for Galaxy を積んでいる。つまり、性能は最強。何をしても不満を感じることはない。なお、8gen1からの進化を感じることはできない。

折りたたみのデメリット

開くのがめんどくさい

まずスマホを開くというのがめんどくさい。ガラケーからスマホになった時、一瞬で電源を付けれる便利さに感動したはず。その感動を再び味わうことになるとは思わなかった。やはり、スマホはフラットだから良いのだ。そもそも、カバーディスプレイが大きくなってしまったがゆえに、開くことも少なくなってしまった。

電池持ちが良くない

まず、Galaxy Z Flip5の電池容量は3700mAh。小さいなと思うのは私だけではないはず。それでも、SOCが上手く働いて電池持ちはそれなりに良いだろうと勝手に期待していた。私はスマホでゲームを全くしないので、激しい使い方はしていないはず。それでも、電池は1日持つか持たないか。もう少し頑張ってほしい。

ボタンが上寄り

多くのレビュワーが言っているが、このスマホはボタンがすべて上画面についている。それによって、電源ボタンが押しにくい。1カ月使ってもまだ慣れない。いずれは慣れるのだろうが、今のところは不満点でしかない。

画面輝度が低い

カバーディスプレイ最大の使いにくさがここにあると言っても良い。私の想定では、カバーディスプレイでQR決済を行うはずだった。しかし、画面輝度が高くないのでたまに読み取ってもらうのが困難だ。結局スマホを開くことになる。

インカメを無くしてしまうのもあり

折りたたみスマホの最大のメリットはアウトカメラで自撮りできること。ということは、インカメラを使う場面はほぼないに等しい。いっそのことインカメの無いスマホにすれば更に面白味があった気がする。

【結論】ロマンに溢れたスマホ

使いやすさというよりもロマンに溢れたスマホ。それがGalaxy Z flip5。おそらく普通の人には全く必要のないスマホだろう。正直、折りたたむメリットはポケットにしまいやすいということしかない。そこに20万円の価値があるだろうか、いやないだろう。使いやすさを求めたい人はiPhoneを買ってほしいと思う。冒険したい人はぜひGalaxy Z flipを買って体験してみてほしい。

YouTubeチャンネルこちら

画像クリックでチャンネルに飛べます!

-ガジェット, 生活