ミニバンといえばトヨタという印象が強くなったのはいつからだろうか。私が小さいときはいろんな自動車メーカーがミニバンを作っていた。気づけば、マツダはミニバンを撤退し、ホンダも昔に比べるとそこまで力を入れていないイメージ。つまり、マツダやホンダのミニバンは中古市場でかなり買いやすい値段になっている。今回は、マツダの高級ミニバンであるMPVを紹介する。筆者が6年間乗っていてマジでおすすめなので最後まで見てほしい。
目次
カーセンサーの平均価格が安い
マツダのMPVは、現在カーセンサーでの平均価格が46.2万円。ミニバン業界ではかなり安い価格となっている。平均だからグレードや車の状態によって変わるが、ほとんどのものが100万円を切っている。ちなみに天下のアルファードは平均価格が499.2万円なので、MPVがどれだけ安いかが分かるはずだ。
おすすめのグレード
私がおすすめするのは「2.3 23C スポーティパッケージ」。見た目がかっこいいのに加えて、価格もかなり安くなっている。ただ、ハイテクな機能はついていない。ほかのグレードを見れば、シートが本革のものや、ハンドルにナビ操作が付いたものもあるが、価格が高くなるので注意。また、助手席にオットマンが付いているグレードもあるが、これもまた価格が高いので注意。アルファードと比べると安っぽいと思われるかもしれないが、こいつの売りは高級だけではない。
音はうるさいが快適な走り
走っているとき、室内に走行音がすごく聞こえてくる。まあ、ハイブリッドじゃないから仕方がない。しかし、乗り心地は良い。スピードを出しても、スーッと加速してくれるので激しく揺れたりはない。さすがマツダがZoom-Zoomを掲げていた時代の車。走りが楽しめる車となっているにも関わらず、快適な走りを実現している。
広くて乗り降りしやすい
後ろは右と左の両方がスライドドア(自動)となっているので、小さな子どもでも安心して乗ることができる。2列目の席は、前後左右に動かすことができ、真ん中を開けることで、ウォークスルーシートに変身する。ただ、車自体の高さが低いので、室内での移動はしにくい。でも、シートを動かさずに3列目へアクセスできるのは、かなりポイントが高い。
メーター周りはシンプル
メーター周りはシンプルだが、かっこいい。特にライトをつけたときはお気に入り。左に水温計、右にガソリンメーターが付いている。スピードメータの下には、シートベルトランプや、ドアが開いているのをお知らせするランプが付く。まあ、普通のメーターってこと。
荷室は広いが自転車は乗らない
荷室はかなり広い。キャンプ道具はらくらく載せることができる。洗車道具やバケツを載せても余裕がある。しかし、自転車が載らない。トヨタの多くのミニバンが、自転車を載せれるようになっているから、これは残念。どうしても、自転車を載せたいなら、自転車のタイヤを外す必要がある。
税金が高い
この車(グレード)は、新車登録から13年経っている。つまり、税金の15%アップの対象車となっている。税金がいくらなのかは、以前紹介しているから、そちらの記事を見てほしい。ガソリン車の宿命だから抗うことができない。
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【自動車税15%アップ】新車から13年たったMPVの税金
同じ車に長く乗り続ける人は多い。金銭的に変えることができなかったり、愛着が湧いているなど事情はさまざまだろう。車を持っていて避けられないのが自動車税。我が家のマツダMPVは今年で新車登録から13年。つ ...
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【結論】コスパの高いミニバン
今回は、中古価格が安いミニバンであるマツダのMPVを紹介した。高級ミニバンであるアルファードと比べると、質は劣るかもしれない。でも、このかっこいいデザインと、実用性の高さは良い勝負をしている。しかも、価格も100万を切っているので、かなりコスパの高い車だ。気になった人はカーセンサーやグーネット、近くの中古車販売店をチェックしてほしい。これからも、MPVが壊れないことを祈っている。
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